電源GSV3000が故障、SWを入れる度に内部ヒューズが飛ぶ! [無線機修理]
4年ほど前に8,000円くらい(多分)で手に入れた中古品、これが無いと小生唯一のデジタルVFO搭載機 TS-440Sが使えないので寂しい・・・
いつものパターンで修理情報をネットで検索、この機種は結構ヒットするんですね~!しかし小生のは、問題部品と思われるブリッジダイオードが二個搭載されているタイプ、同じ物の事例がなかななヒットしません、回路図も見つけることが出来ませんでした、取説は簡単に見つかりダウンロードできました
さて、ヒットした複数の記事を参考にしたところ、小生のは(ブリッジダイオード36MB20A x 2)どうやら初期タイプ?の作りらしい?、最近のはブリッジダイオード(GBPC3502 x 1)を一つで済ましているらしい・・・
この手の不具合は
ブリッジダイオードがダメになるケースがほとんどとのことで、配線の各入出力の片側を外し、テスターで当たったところ、二個中写真矢印の一つがNGであることが判明、公開されている修理記事では一つのブリッジダイオードになっており、同じ仕様の部品を使えば一つにまとめて再配線もできそうな感じなのですが・・・回路図もなく小生の実力では全く自信がないので取り合えずダメな物だけ交換してみることにしました
部品手配については
とにかく手軽で安く短納期で入ることを望みますのでこれを満たす部品 GBPC3502 に決定、(36MB20Aも入手できそうだが高価なうえ納期もかかりそうなので却下、部品の選定理由がかなり不純!? 小生は無線家ではなく無銭家故 hi!) 秋葉の老舗、若松通商へ手配(449円/1個)しました
交換作業
配線材がかなり太い! 小生は80Wの半田ごてで、放熱フィンからブリッジダイオードを少し浮かせて交換作業を実施、放熱フィンとの接触面は従来のシリコン材をふき取り、新しいものを塗布、ついでに交換しないブリッジダイオード側もシリコン材を新しいもので再塗布し直してそれぞれしっかり固定します
脱線話:ヒートシンクは、とても重要!、昔 430MHzの50Wリニアアンプキット作成時最後の出力調整で、急ぐあまりヒートシンクにしっかり固定せずやってしまってジュ~っと音がしてなにやら焦げ臭い香り(あえて匂いでなく表現hi)が~~
今回のブリッジダイオード単価の数倍の価格のファイナルデバイスが一瞬のうちに召天したのでありましたhi!
確認
配線材等引き回し・半田飛び玉など筐体内をチェック! ここで短絡(出力電流それなりに大きい)させたら悲惨故 hi! ケースカバーをした後、無負荷で電源SWオン! 無事出力しました、測定値 13.89V(出力つまみセンター)で0.09V高いが・・・そのまましばらく様子を見ることにする・・・
費用総計1,904円也(予備品含む GBPC3502x2,ミゼットヒューズ8Ax3,送料他)で修理完了しました、この電源故障修理で、小生の使ってる無線設備は概ね、何らかの自力修理品になってしまいました (;´д`)トホホ
再び100Wで運用出来るようになりました、修理できるまでの間は(概ね一週間) 予備電源として保管していた10A物(トランス式のキットだった)を引っ張り出して(TS-440Sでは初めて使った)FT8を運用、これでもMAX 30W くらいまで出て結構楽しめました hi! 73s
いつものパターンで修理情報をネットで検索、この機種は結構ヒットするんですね~!しかし小生のは、問題部品と思われるブリッジダイオードが二個搭載されているタイプ、同じ物の事例がなかななヒットしません、回路図も見つけることが出来ませんでした、取説は簡単に見つかりダウンロードできました
さて、ヒットした複数の記事を参考にしたところ、小生のは(ブリッジダイオード36MB20A x 2)どうやら初期タイプ?の作りらしい?、最近のはブリッジダイオード(GBPC3502 x 1)を一つで済ましているらしい・・・
この手の不具合は
ブリッジダイオードがダメになるケースがほとんどとのことで、配線の各入出力の片側を外し、テスターで当たったところ、二個中写真矢印の一つがNGであることが判明、公開されている修理記事では一つのブリッジダイオードになっており、同じ仕様の部品を使えば一つにまとめて再配線もできそうな感じなのですが・・・回路図もなく小生の実力では全く自信がないので取り合えずダメな物だけ交換してみることにしました
部品手配については
とにかく手軽で安く短納期で入ることを望みますのでこれを満たす部品 GBPC3502 に決定、(36MB20Aも入手できそうだが高価なうえ納期もかかりそうなので却下、部品の選定理由がかなり不純!? 小生は無線家ではなく無銭家故 hi!) 秋葉の老舗、若松通商へ手配(449円/1個)しました
交換作業
配線材がかなり太い! 小生は80Wの半田ごてで、放熱フィンからブリッジダイオードを少し浮かせて交換作業を実施、放熱フィンとの接触面は従来のシリコン材をふき取り、新しいものを塗布、ついでに交換しないブリッジダイオード側もシリコン材を新しいもので再塗布し直してそれぞれしっかり固定します
脱線話:ヒートシンクは、とても重要!、昔 430MHzの50Wリニアアンプキット作成時最後の出力調整で、急ぐあまりヒートシンクにしっかり固定せずやってしまってジュ~っと音がしてなにやら焦げ臭い香り(あえて匂いでなく表現hi)が~~
今回のブリッジダイオード単価の数倍の価格のファイナルデバイスが一瞬のうちに召天したのでありましたhi!
確認
配線材等引き回し・半田飛び玉など筐体内をチェック! ここで短絡(出力電流それなりに大きい)させたら悲惨故 hi! ケースカバーをした後、無負荷で電源SWオン! 無事出力しました、測定値 13.89V(出力つまみセンター)で0.09V高いが・・・そのまましばらく様子を見ることにする・・・
費用総計1,904円也(予備品含む GBPC3502x2,ミゼットヒューズ8Ax3,送料他)で修理完了しました、この電源故障修理で、小生の使ってる無線設備は概ね、何らかの自力修理品になってしまいました (;´д`)トホホ
再び100Wで運用出来るようになりました、修理できるまでの間は(概ね一週間) 予備電源として保管していた10A物(トランス式のキットだった)を引っ張り出して(TS-440Sでは初めて使った)FT8を運用、これでもMAX 30W くらいまで出て結構楽しめました hi! 73s
2020-08-07 15:17
nice!(0)
コメント(2)
はじめまして
外部からお邪魔いたします
はじめまして
JO2XYK /浜松市中区 です
最近手に入れたGSV3000もブリッジ×2でした
初期はこの仕様だったことを知らず
てっきり前オーナーが改造してブリッジをパラレルにしたのだと
思い込み1つ外して残りの1つで稼働させています
この記事は大変参考になりました
ありがとうございます
失礼いたしました
JO2XYK
by JO2XYK (2021-05-27 13:20)
コメントありがとうございます。
ブリッジダイオード回りの配線材が、意外に硬く、つぱっていて半田付けが、かなり大変でした
by 気まぐれでくの坊2 (2021-05-31 16:09)