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IC-706MKⅡ用にマイクアンプを作る [無線機修理]

入手したIC-706MKⅡは、いつものようにMIC入力するもALCがまったく反応しない(ACC入力のFT8はまあ正常)、そこで隣の無線機でモニターするとSメータは9以上振れ、SPからは、一応音声が聞こえてきます、取り合えず変調(SSB)は掛かっている模様

サイト検索で同じような現象を調べると、どうもMIC入力部に問題があるような・・・米粒より小さいチップ部品、且つ狭く他の実装チップ部品と隣接している、老体の「でくの坊」が手を入れるのは、極めて高リスクと判断、長い間思案しておりましたが・・・

内部がダメなら外で補うことを思い立ち、マイクアンプをおにぎりマイク内部に入れ込むこ事にしました(例によって各Webサイトの記事が参考になりました)

回路は、検索で「MICアンプ 2SC1815」とするとすぐヒットします、特殊な部品は使ってないので、手持ちのジャンク箱ですべて調達(部品代0円)、蛇の目基板の切れ端で組み立てし、おにぎりマイクの中へ作り込みました(別購入した格安中華製おにぎりマイクは、ECM使用と思われる)

マイクケースに組込む際には、MICアンプの配線部分が既存回路と干渉(電気的接触など)しない様、注意します、「でくの坊」はアクリル板の切れ端と梱包材のスポンジを使ってアンプ基板を固定してあります(注:下の写真は、固定用スポンジを取り除いて撮影!)

自作マイクアンプ組込.jpg

調整は、IC-706MKⅡ付属マニュアルに従って、適度にALCが動作する様、可変抵抗(VR)を慎重にセットします、「でくの坊」は、IC-706MKⅡ側のMIC GAINをあらかじめ5にセットし、自作マイクアンプ側のVRを慎重に微調整してALCゾーン(S1~9)を超えない値にセットしてみました

結果は、FB!で、MICへ向かってじゃべると適度にALCが触れるようになりました、回り込みやハムなども出てないようです

実は、このIC-706MKⅡには、まだ問題がありまして
 ①2mのPWRがほんの僅かしか出ない
 ②7MHzと24MHzのPWRが中途半端な出力

双方とも、ある程度めぼしはついていますので、これからボチボチ直しにはいります
ダメ元で・・・・実はこれが楽しみの一つでもあります、無銭家故 hi!

さあ、取り合えず部品を手配しておきましょうか・・・ 73!

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